Our achievements
私たちの実績
私たちの活動の事例をご紹介します。
桐崎地唄舞稽古会から移管された事業も含めまして、いままでの活動事例をご紹介させていただきます。
公演からワークショップ、インタビューなど多岐に渡りますが、根底には皆様になにかしら発見や喜びを感じて頂けるようにとの視点をもって活動しています。
座敷で楽しむ地唄舞 桐崎舞の会「桐の花会」
を開催しました
代々木能舞台(敷舞台)にて正式な支度にて舞の会を開催させていただきました。
冬の柔らかい日の光が入る中、今回は二名の名取と共につとめました。
お越しいただいた方々には「タイムトリップをしたような感覚になった」「舞の中身に集中できた」「涙がでました」などのご感想を頂きました。
このような会は負担は大きいですが大切なことですので、少なくとも二年に一度は引き続き開催してまいりたいと考えております。
「黒髪」 桐崎鶴女
「松づくし」 桐崎陽鶴
「花の旅」 桐崎紗也女
「珠取り」 桐崎鶴女
唄と三絃 小原 直
体験教室(3回シリーズ)「浮舟」で学ぶ地唄舞の基礎
第一回目開催
日本橋三越前のコレド室町にある「橋楽亭」にて7年ぶりに体験教室を実施致しました。今回は「浮舟」を舞いながら地唄舞の基礎を学ぶ内容です。
第1回目は「姿勢」「立ち座り」「歩き方」「扇の扱い方」「廻り方」を中心に行いました。
ご参加くださった方から「自分の体の部位の声に耳を傾ける機会を得ました」「扇を持つのは初めてだったけれど、次回も参加を検討したい」などのご感想を頂きました。
次回も楽しみです。
「浮舟」講師 鶴女
体験教室(3回シリーズ)「浮舟」で学ぶ地唄舞の基礎
第二回目開催
第2回目は「姿勢」「立ち座り」「歩き方」「扇の扱い方」「廻り方」そして「浮舟」のフリと盛りだくさんの内容で行いました。
ご参加くださった方から「1回目よりも2回目の方が舞えるようになってきた感じがしてより楽しかった」「筋肉痛になりそう」などのご感想を頂きました。
次回も楽しみです。
「浮舟」講師 鶴女
体験教室(3回シリーズ)「浮舟」で学ぶ地唄舞の基礎
第三回目開催
第3回目は「姿勢」「立ち座り」「歩き方」「扇の扱い方」」そして「浮舟」のフリを最初から最後まで通して学びました。
3回目は「浮舟」後半が中心でしたが、初めてご参加くださった方からも「説明が具体的でとてもわかり易く初めての舞体験が楽しいものになった」とのご感想を頂きました。
今後も体験ワークショップを企画してまいりたいと思います。
サピエンツァ・ローマ大学
Sapienza Università di Roma
主な言語 日本語
「名護屋帯」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
「松づくし」舞:鶴丸 唄と三絃:小原直(録音)
質疑応答 回答者:鶴女
説明 「上方と江戸の文化について」:鶴女
「三味線について」:鶴丸
「珠取り」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
20名程の参加者は、日本語を学ぶ学生と教師の方々でしたので、全て日本語で行ないました。教師の方からの質問が積極的で、当道制度にまで話が及びました。少人数だったため、最後に舞扇を展示して実際に手にとってご覧頂きました。
ローマ
3.6 水曜日 19:00-20:00
ELIS スポーツ学校
Scuola Sportiva ELIS
主な言語 イタリア語
司会:ジャンフランコ・タオルミーナ
「名護屋帯」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
「松づくし」舞:鶴丸 唄と三絃:鶴女
質疑応答 通訳:安達幸子 回答者:鶴女
ワークショップ :鶴女
一週間前に急遽決まったイベントだったため、50名程の参加者のほとんどは直前まで練習していたサッカー少年とご家族でした。一曲目を舞っている間にどんどん人が減り、二曲目が終わった頃には十数名になっていました。しかし、その方々が非常に熱心で、質疑応答では他の会場と同じく十問ほどの質問が寄せられ、体遣いのワークショップも数名が積極的に前に出てきて参加してくれました。多くの方の興味をひくことができなくても、できる限り本質に近いものを心掛けることの大切さを学びました。
フィレンツェ大学
Università degli Studi di Firenze
主な言語 英語
「名護屋帯」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
「松づくし」唄と三絃:鶴丸
質疑応答 通訳:ディエゴ・クチネッリ教授 回答者:鶴女
説明 「上方と江戸の文化について」:鶴女
「三味線について」:鶴丸
「珠取り」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
大学側からの要請により曲紹介や説明は英語で行いました。85名の参加者はほとんどが二十歳前後の学生のため、好奇心とエネルギーに満ちた時間でした。質疑応答の反応も素直な感想が多く、三味線の縦書きの楽譜に興味をもった学生、「珠取り」の台詞に驚いた学生、着物の紋に興味を持った学生など、初々しい質問にあふれていました。
G.マリオッティ・スポーツ施設
Palazzetto dello Sport G.Mariotti
主な言語 イタリア語
司会:ジャンフランコ・タオルミーナ
「名護屋帯」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
「松づくし」舞:鶴丸 唄と三絃:鶴女
質疑応答 通訳:安達幸子 回答者:鶴女
ワークショップ :鶴女
「珠取り」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
イタリア合気会およびラ・スペツィア市の後援により、事前にテレビや新聞で宣伝されたため、100名超の参加者がみえました。「武道に通じるものを感じた」「芸者の舞との違いは?」「劇場で行われなかった理由は?」など日本をよくご存知だからこその質問が多かったのが印象的です。年齢も男女比も偏りなくご参加いただいていたのですが、ワークショップのために客席から降りてきてくれたのが全員女性だったのは「舞」は女性がするものだと思われたためかもしれません。次回への課題がみえました。
TVニュースによる事前告知 3月6日放映 22分43秒あたりから
後援:ラ・スペツィア市、イタリア合気会、Dojo Nippon、在ミラノ日本国総領事館
チヴィカ・ソンドリオ市民芸術学校講堂
Autitoriumu Civica Scuola di Musica, Danza e Teatro della Provincia di Sondrio
主な言語:イタリア語
司会:ロザンナ・バルボネッティ
「名護屋帯」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
「松づくし」唄と三絃:鶴女
質疑応答 通訳:安達幸子 回答者:鶴女
独唱「さくらさくら」ソプラノ:ロザンナ・バルボネッティ 三絃:鶴女
ワークショップ :鶴女
「珠取り」舞:鶴女 唄と三絃:小原直(録音)
こちらも事前にテレビや新聞で告知されていたため、70名程の方がご参加下さいました。参加者は全員靴を脱いで会場に入り、リラックスしておられたせいか、非常に濃く暖かいイベントになりました。下駄を出すと「私も」「私も」と試し歩きを希望する方があとを絶たず、終了時間が午後十一時近くまで伸びましたが、八十代の女性をはじめ皆様の笑顔が忘れられません。アンケートでもイベントの全ての内容を楽しんでくださっていたことが伝わってきました。
TVニュースによる事前告知 3月5日放映
後援:ヴォーチ・ソスペーゼ合唱団、在ミラノ日本国総領事館
在ミラノ日本国総領事館
Consolato Generale del Giappone a Milano
ラ・スペツィアとソンドリオのイベントを後援頂いた在ミラノ日本国総領事館を訪問し、鍋島徳子副総領事にご報告ならびに御礼を申し上げることが叶いました。
今回のツアー全てを通じて尽力してくれた友人達が楯を贈ってくれました。
彼等なしには成し得なかったことです。心から感謝しています。
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]
桐崎舞の会「桐の花会 in 京都」開催
初めての京都で舞の会を開催しました。由緒ある町家のお座敷をお借りして舞一曲とワークショップでお楽しみ頂きました。
坪庭から柔らかい光が差し込む薄暗い室内の明かりは白塗りの顔をより美しく見せるのだと納得しました。
ワークショップでは、昔の上方と江戸の文化についての話や、武道や能にも通じる和の体遣いを中心に体験して頂き「新鮮だった」「思ったよりキツかった」などのご感想を頂きました。
「蓬莱」舞 珠鶴
唄と三絃 久保浩助先生
ワークショップ 鶴女
「桐崎舞の会」開催
座敷でのサロン的雰囲気を楽しんで頂けるように、舞の合間にお喋りの時間を設けました。地唄の詞章の捉え方から日本語の抒情性、舞と演奏のセッション性から呼吸、着付けのコツまで、いろいろな話題を楽しんで頂きました。
「すり鉢」「茶音頭」「水鏡」
舞 珠鶴、鶴女
唄と三絃 藤井泰和先生
お喋り 鶴女
「美しいキモノ」2021年春号にインタビュー記事掲載
『「仕立て」再発見!』の特集ページです。
着ていて楽で、動き易くて、どんなに舞っても崩れない着方をご紹介しています。ポイントを抑えればどなたでもその方ならではの素敵さが匂い立つ着姿になります。
ヒントは大きな鏡がなかった時代の工夫です。
東京都の「アートにエールを!」にて動画採択
新型コロナの感染防止の機会に、どこまで「独り」でできるかに挑戦しました。和化粧、鬘、着付け、照明、撮影、全ての準備を独りで行いました。これにより物理的にも経済的にも、より身軽にどこでも披露できる可能性を感じました。
舞「つゆは尾花」
純国産宝絹のHP「シリーズ:和装の人たち」にインタビュー記事掲載
蚕糸・絹業の団体のホームページです。今や純国産の絹糸は国内の絹物の0.6%に落ち込んでいることに衝撃を受け、和装の本来の着心地のよさを伝えたいと感じています。
2019.05 / リライズニュース
リライズニュース「美しい時代を創る人達」にインタビュー記事掲載
AI時代に人間のチャンスを提供し、まだ見ぬ未来から今をリライズする新時代創造マガジンーリライズ・ニュースに取材を受けました。
慶應義塾大学大学院SDMヒューマンラボ主催「道の学校」にて登壇
幸福学を研究されている前野隆司先生、東大病院の稲葉俊郎先生により開催されている「道の学校」にて師匠たちの世代の芸の伝承についてどのように考えているかを自分の経験や思索を基にお話しさせて頂きました。
桐崎鶴女 舞の会開催
「扇づくし」
「珠取」
舞 桐崎鶴女
唄と三絃 小原直先生
結髪 大澤金久
美粧 新井 清
衣裳 小林衣裳
ミーコラス・ロメリス大学アジアセンター
舞と解説(日本の美意識とヨーロッパの美意識の違い)
浴衣の着付けと解説
動きを体験「さくらさくら」を舞う
舞 「松づくし」「残月」
リトアニア国立文化センター
舞と解説(「黒髪」に込める想いについて)
舞「黒髪」
カウナス国立ドラマ劇場
伝統と現代の舞踊 慈善コンサート
現地のモダンバレエ団と合同開催
舞とトークショー
舞「松づくし」「残月」「黒髪」
カウナス市長、慈善団代Ruguteより感謝状を頂きました。
三越カルチャーサロン「日本古来の体の使い方」講座開催
老若男女20名ほどの方にご参加いただき、スポーツや日常生活に応用して頂けるように力の抜き方や体を安定させる方法などを実感して頂きました。
鑑賞体験教室(全8回)を終了
舞は意識さえすれば誰にでもできる動きが基本です。
体の中を意識することで、様々な体を用いる動きの「コツ」(骨の扱い)を掴む手掛かりを感じて頂くようにと構成した結果、手応えを感じるご感想を多く頂きました。
三越カルチャーサロン 冬の一日講座にて
東京・赤坂に残る料亭「金龍」の舞台で「影法師」を舞わせて頂きました。赤坂ではこの前月に料亭が一軒廃業し、残るところあと四軒、ときいていましたが、この「金龍」さんもこの後に廃業されました。赤坂の雰囲気も変わりつつあります。
小さな舞の会(全3回)開催
第1回 日本舞踊と舞の違い、
舞の種類について
「こすの戸」「高砂」「六歌仙」
第2回 地唄と上方唄について
「名護屋帯」「秋の夜」
第3回 舞の体遣いについて 「水鏡」
「世界のダンスⅡ」にて執筆
本書の中で「東京の地唄舞」として以下の項目を執筆しております。
1.神崎恵舞 ~流派の垣根なく~
2.神崎ひで ~東京の優艶~
3.閑崎ひで女 ~芸術性を追い求め、
伝統を探求する~
4.現在の神崎流
5.舞の技法習得と日本の身体感覚
鑑賞体験教室
舞と解説の鑑賞教室、舞の基本を体験する体験教室を開催しました。
舞 「こすの戸」と「夏は蛍」、
「残月」と「秋の夜」、
「黒髪」と「御所のお庭」、
「由縁の月」と「京の四季」、
「名護屋帯」と「松尽くし」、
「水鏡」と「すり鉢」、
「愚痴」と「鶴の声」
体験 姿勢・歩き方・方向転換・視線・
肩甲骨を使う・体の中心から動く・
骨盤を立てる・力を抜くなど